地元から応援も2大会連続メダル獲得はならず…パリ五輪スケートボードで中山楓奈(富山市出身)は7位
富山市出身の中山楓奈選手がパリオリンピックのスケートボード・女子ストリートに出場し、7位になった。
中山選手は予選で圧倒的な滑りを見せて決勝に進出し、日本勢の中で3位に入った。
しかし、ベストトリックでの大技を成功させられず、2大会連続のメダル獲得は叶わなかった。
パリオリンピック、スケートボード・女子ストリートに富山市出身の中山楓奈選手が出場し7位となりました。
2大会連続のメダル獲得が期待される中山選手は、予選、22人中21番目に登場します。
まずは、45秒間に技を織り込みながら自由に滑るラン。
いきなり中山選手の代名詞、大技、フロントサイドKグラインドなどを決め、高得点を叩き出します。
続く一発技を競うベストトリックでは、1本目でフロントサイドKグラインドを成功させ、84点台をマークし5位で決勝に進出します。
富山市のスケートパークでは、パリの中山選手を応援です。
予選の上位8選手が進出した決勝。
中山選手のランの2本目。
安定した滑りで80点に迫る得点をマークし、3位の得点でランを終えて日本勢が1位から3位まで独占します。
そして、運命のベストトリック。
中山選手は大技に挑みますが、5本すべて失敗し7位となりました。
2大会連続のメダル獲得はなりませんでしたが、最後まで挑戦し続けた中山選手に温かい拍手が送られました。
*中山楓奈選手
「日本人2人が表彰台にのって、私だけのれなかったのが悔しい。(ベストトリック)5回もやって出来なかったのは、まだまだ練習不足だなと思ったので、日本に帰って、もっと練習したい」