聖光3連覇、甲子園へ 高校野球福島大会決勝 学法石川に4―1

AI要約

第106回全国高校野球選手権福島大会の決勝では、聖光学院が学法石川に4−1で勝利し、3年連続19度目の優勝を果たした。

聖光学院は一回の攻撃で4点を先取し、その後もリードを守り抜いた。試合を主導し、堅守も発揮した。

学法石川は粘り強い戦いを見せたものの、打線が沈黙し、聖光学院に敗れた。

聖光3連覇、甲子園へ 高校野球福島大会決勝 学法石川に4―1

 第106回全国高校野球選手権福島大会の決勝は28日、福島市の県営あづま球場で行われ、第1シードの聖光学院が第2シードの学法石川に4―1で勝ち、3年連続19度目の優勝を果たした。県勢初の全国制覇を目指し甲子園の舞台に立つ。

 決勝は前回大会と同じ顔合わせとなった。聖光学院は一回、竹田一遥(3年)の四球、佐山瑞来(同)の犠打で1死二塁とし、菊地政善(2年)の適時右前打で1点を先制。さらに2死満塁から佐藤羅天(らま、3年)の押し出し四球、青柳羽瑠(3年)の2点中前打で加点。一回だけで4点を奪い、試合の主導権を握った。その後は無得点に終わったが、先発高野結羽(同)が9回1失点の好投で序盤のリードを守り切った。守備陣も無失策でもり立てた。

 25年ぶり10度目の優勝を狙った学法石川は六回まで1安打に抑えられた。七回、死球で出塁した福尾遥真(同)を小沢陸蒔(同)が送って1死二塁とし、大栄利哉(2年)が左中間適時二塁打を放ち1点を返した。先発佐藤翼(同)は一回に4失点後、尻上がりに調子を上げて粘り強い投球を見せた。

 全国高校野球選手権大会は8月7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。福島県代表の聖光学院など49チームが出場する。抽選会は4日、大阪市のフェスティバルホールで開かれる。

 聖光学院は2022(令和4)年に同校として初めて、県勢としては51年ぶりに準決勝に進出した。前回大会は1回戦で共栄学園(東東京)に9―3で勝利したが、2回戦で準優勝の仙台育英(宮城)に2―8で敗れた。

◇あづま▽決勝

聖光学院400000000|4 

学法石川000000100|1