浜松駅前のビックカメラで不審物騒ぎ 店内と周辺道路が一時立ち入り規制に

AI要約

28日午後2時ごろ、浜松市中央区砂山町のビックカメラ浜松店で不審物が見つかり、爆発物処理班が確認して回収した。

現場はJR浜松駅西側の鉄道高架下で、客や店員らが避難させられるなか周辺道路の立ち入りが規制された。

店の利用客は状況が分からず混乱し、心配そうな表情で状況を見守っていた。

浜松駅前のビックカメラで不審物騒ぎ 店内と周辺道路が一時立ち入り規制に

 28日午後2時ごろ、浜松市中央区砂山町のビックカメラ浜松店の従業員から「店内で不審物が見つかった」と110番があった。関係者によると、不審物は女子トイレ内で見つかり、「爆弾」などと書かれていたとみられる。現場に出動した県警機動隊の爆発物処理班が危険物ではないと確認し、回収した。浜松中央署は威力業務妨害の疑いで捜査している。

 現場はJR浜松駅西側の鉄道高架下。同署は不審物の確認のため、客や店員らを屋外に避難させ、店内と周辺道路への立ち入りを約4時間規制した。周辺は迂回(うかい)する車や歩行者で一時混雑し、現場に居合わせた人たちが心配そうな表情で見守った。

 店の利用客によると午後2時15分ごろ、外に退避を呼びかけるアナウンスが流れたという。店内にいた医療関係者の50代女性=同区=は「店員も状況が分からないような様子で避難を始め、次第に騒然となった。何が起こっているのか分からなかった」と振り返った。