パリオリンピック競技本格化 福井県勢3選手が躍動~体操は男子団体が決勝に

AI要約

パリオリンピックでは県勢選手が活躍しており、ハンドボール男子日本代表と体操男子団体、バドミントン女子シングルスの競技が注目を集めている。

ハンドボール男子日本代表の初戦では鯖江市出身の藤坂尚輝選手が5得点を挙げる活躍を見せたが、クロアチアに30-29で敗れた。次戦はドイツとの対戦が控えている。

体操では杉野正尭選手が日本代表チームの中で最も成績を残し、団体と個人種目別で決勝進出を果たした。男子団体決勝は30日、個人種目別の決勝は来月4日と5日に行われる。

パリオリンピックは各競技が本格的に始まり,県勢選手が活躍しています。

 ハンドボール男子日本代表はクロアチアとの初戦。鯖江市出身で日本体育大学の藤坂尚輝選手が出場し、5得点を挙げる活躍を見せました。試合は一進一退の攻防が続きましたが、試合終了直前にクロアチアに決勝点を許し、29-30で勝利を逃しました。ハンドボール男子日本代表の第2戦は日本時間の29日にドイツとの対戦です。

 体操は男子団体の予選が行われ鯖江高校出身の杉野正尭選手が跳馬、鉄棒、あん馬の3種目に出場しました。最も得意とするあん馬では日本代表4人の中で唯一の15点台をマークするなど出場種目すべてでチームトップの成績を残し、日本の決勝進出に大きく貢献しました。杉野選手は個人種目別のあん馬と鉄棒の2種目でも決勝進出を決めました。体操男子団体の決勝は日本時間の30日未明、個人種目別の決勝はあん馬が日本時間の来月4日未明、鉄棒が5日夜に行われます。

 バドミントン女子シングルスは、勝山市出身で世界ランキング6位の山口茜選手が予選リーグ初戦で世界ランキング43位・ミャンマーのテッテター・トゥザ選手と対戦。山口選手は第1ゲームで力強いショットで10連続ポイントを奪うなど21-12と圧倒。第2ゲームも持ち前のフットワークを生かしてショットを使い分け相手を翻弄、21-10と大差を付けてストレート勝ちでした。山口選手の第2戦は日本時間の31日、カナダの選手と戦います。