モレラ岐阜、退店テナントの内装材利活用の什器設置 環境に配慮PR

AI要約

大型ショッピングセンター(SC)のモレラ岐阜で、退店したテナントの内装材を利活用した木製什器が設置され、SDGs達成に向けた取り組みをPR。

木製什器はスペースが製作し、退店したテナントの原状回復材を再利用。プランターカバーやサインスタンドなどに生まれ変わった。

1階に3カ所設置され、リプロダクト推進室の担当者が製作背景を説明。

モレラ岐阜、退店テナントの内装材利活用の什器設置 環境に配慮PR

 大型ショッピングセンター(SC)のモレラ岐阜(岐阜県本巣市三橋)で、退店したテナントの内装材を利活用した木製什器(じゅうき)が1階共用部に設置された。SDGs(持続可能な開発目標)達成に力を入れるSCの取り組みで、環境に配慮した施設整備をPRする。

 木製什器は商業施設やチェーンストアの空間デザインを手がけるスペース(東京)が製作した。同社は今春の施設リニューアルで退店した一部テナントの原状回復を担った。回収した壁面装飾や棚板を使い、植木鉢を囲う「プランターカバー」と来店客への案内を掲示する「サインスタンド」に生まれ変わらせた。

 1階の3カ所に設置しており、25日には同社リプロダクト推進室の担当者が現地で製作背景を説明した。