【山形】記録的豪雨・影響残る 再び雨が強まる見込み
AI要約
27日、県内では記録的な豪雨の影響で捜索や後片付けが続く。
新庄市で警察官が行方不明、被害の実態把握のため吉村知事が被災地を視察。
県内では再び雨が予想され、土砂災害や浸水に厳重警戒が必要。
記録的な豪雨による影響で、県内では27日も行方不明者の捜索や流入した土砂の後片付けなどに追われた。
新庄市では、行方不明となっている警察官の捜索が続いている。25日夜、新庄市本合海で、救助要請を受け現場に向かっていたパトカーが流された。パトカーには新庄警察署の巡査部長と巡査長の2人が乗っていて、巡査長は26日発見されたが、死亡が確認された。27日も100人態勢で捜索が続けられているが、まだ巡査部長は見つかっていない。
そして、27日午後、被害の実態把握に向けて吉村知事が被災地を視察した。遊佐町では、床上浸水した住宅や陥没した日本海東北道路の状況などを見て回った。
（吉村知事）
「政府としても広域的な視点を持ってしっかりと救助策を考えて頂きたい」
県内ではこのあと再び雨となる見込みで、28日午後6時までに予想される24時間降水量（27日16時時点）は、村山・置賜で120ミリ、庄内・最上で150ミリ。引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してほしい。
