【速報 世界遺産】佐渡島の金山 登録決定 30年来の悲願かなう【新潟】

AI要約

ユネスコの世界遺産委員会は、「佐渡島の金山」を新たに世界文化遺産に登録することを決めました。

世界文化遺産への登録が決まった「佐渡島の金山」は、17世紀における世界最大の金の生産地で、伝統的な採掘技術や生産システムの遺構が残っています。

30年にわたる活動の末に登録を果たし、日本の世界遺産は26件になりました。

ユネスコの世界遺産委員会は、「佐渡島の金山」を新たに世界文化遺産に登録することを決めました。

発表の様子を、佐渡市と新潟市で開かれたパブリックビューイングで市民も見守りました。

世界文化遺産への登録が決まった「佐渡島の金山」は、西三川砂金山と相川鶴子金銀山で構成される17世紀における世界最大の金の生産地です。

伝統的な手工業による採掘技術に加え、それぞれの鉱山の特性に適した鉱山運営や生産システムの変遷を見ることができる遺構です。

登録を目指す活動が本格化してから約30年。

6月にはユネスコの諮問機関から、4段階の評価のうち、上から2番目にあたる「情報照会」の評価を受け、資産範囲の修正などの追加の情報が求められていましたが、そこから巻き返しての登録になりました。

日本の世界遺産は自然遺産の5件とあわせて26件になりました。