合成麻薬MDMA粉末2kg、営利目的で密輸入か 57歳清掃員の女再逮捕 錠剤で“1万錠”分=静岡県警

AI要約

2024年6月、57歳の清掃員の女が営利目的で合成麻薬MDMAの粉末約2kgを密輸入した疑いで再逮捕された。

女は再逮捕前にMDMAを所持していたとしても麻薬特例法違反で逮捕されていた。

警察は女の容疑を認めているか明らかにしておらず、共犯者や輸入ルートについての捜査を進めている。

2024年6月、営利目的で合成麻薬MDMAの粉末約2kgをカナダから密輸入した疑いで、57歳の清掃員の女が7月26日までに再逮捕されました。

麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、静岡県御殿場市茱萸沢の清掃員の女(57)です。

警察によりますと、女は6月5日、氏名不詳の人物らと共謀して、営利目的で合成麻薬MDMAの粉末約2kgをカナダから密輸入した疑いがもたれています。

女は6月19日に、MDMAを所持したとして麻薬特例法違反の疑いで逮捕されていました。

警察によりますと、成田空港で東京税関職員が国際宅配貨物の中に隠されたMDMAを発見しました。宛先が御殿場市だったため清水税関支署が調査を実施して御殿場警察署へ通報、女の再逮捕に至りました。

清水税関支署によりますと、MDMAは一般的には錠剤の状態で取引されることが多いが、粉末の状態で取引される場合もあるということです。

また、粉末0.2gから0.4gで1錠と計算されることから、1錠0.2gとすると、密輸入した約2kgは錠剤にすると約1万錠となり、かなりの量を輸入したとみられています。

警察は女が容疑を認めているか明らかにしていませんが、共犯者の特定や輸入ルートなどの捜査を進める方針です。