VIVANT熱「醒め」やらず 聖地・奥出雲にコラボ日本酒登場

AI要約

島根県奥出雲町で人気ドラマ『VIVANT』とのコラボ日本酒が登場。

日本酒は高級品でフルーティーな味わい、ドラマの世界観を表現。

販売は限定され、奥出雲町やTBSのネットショップでのみ入手可能。

VIVANT熱「醒め」やらず 聖地・奥出雲にコラボ日本酒登場

去年、その怒涛の展開に全国が飲み込まれたTBSドラマ『VIVANT』。

ロケ地になった島根県では熱い『VIVANT』愛が続いていて、このほど新たなコラボ商品が登場しました。

島根県奥出雲町の「道の駅酒蔵奥出雲交流館」。

奥出雲酒造 竹井透支配人

「こちらがうちで造っております純米大吟醸、日本酒です。」

6月に発売されたばかりの『奥出雲純米大吟醸 日曜劇場 VIVANT』。

黒地に赤く番組タイトルが浮かぶ日本酒には珍しいパッケージです。

入江直樹 記者

「こちらのVIVANT弁当、お赤飯の方は、ドラマの中に出て来たのが記憶にあるんですが、日本酒って出て来ましたっけ?」

奥出雲酒造・竹井透支配人

「いや残念ながら、ドラマの中には日本酒はないですね。」

ドラマの赤飯を再現したのがVIVANT弁当でしたが、作品中にこの日本酒は出て来ませんでした。

ドラマのロケ地を巡る、いわゆる聖地巡礼でにぎわった奥出雲町が「新たなコラボグッズを作ってくれないか?」と、奥出雲酒造に打診したのが『VIVANT』日本酒誕生のきっかけでした。

奥出雲酒造 竹井透支配人

「ドラマの世界観を崩さないように、パッケージ、あとはラベルの方にかなり力を入れて作らせて頂きました。」

ドラマの世界観を表現したという酒を記者が試飲してみると。

入江直樹 記者

「おいしいですね。特にフルーティーですね。すごい何か果実酒的な感じがします。日本酒っていうよりはもう果実酒ですね。」

奥出雲町産の酒米「改良八反流」を

100%使い、雑味の元になる米の外側を半分以下まで磨いた、折り紙付きの最高級品です。

温度をコントロールできる特別なタンクで醸造されました。

杜氏

(Qこれが一番良いタンクなんですか?)

「うちの会社ではですね。『VIVANT』って純米大吟醸ですんで、うちでも一番お米を削って、造ったお酒ですんで。やっぱり一番気を付けて(醸造しました)。」

一方で奥出雲に来て買って欲しいと、販売先をかなり限定することになりました。

奥出雲酒造 竹井透支配人

「ドラマの内容が内容でしたんで、ステルスというか、もう深く静かに。本当に限定して販売という形にこだわってはいます。」

ドラマ制作側の意向もあり、この道の駅と町内の亀嵩温泉玉峰山荘の売店。TBSのネットショップなどでのみ入手出来ます。

奥出雲酒造 竹井透支配人

「ちょっと目線を変えて見て頂くと「奥出雲」というのがうっすら出てくるような(ラベルにした)。そういったステルス性というか。深く影の方から、しっかりと仕事はさせて頂いたと思ってます。ドラマを見ながら楽しんで頂ければと思いますね。」