シートベルト着けずバス運転北鉄運転士「煩わしくて」乗客指摘

AI要約

北陸鉄道は北鉄金沢バス中央営業所所属の運転士がシートベルト未着用で路線バスを運転した事実を発表。

運転士は長時間着用が煩わしいと話し、乗客からの指摘で発覚した。

北鉄は厳正な対処を行い、全従業員へ法令順守の再指導を実施するとコメント。

 北陸鉄道(金沢市)は18日、グループ会社の北鉄金沢バス中央営業所に所属する40代の男性運転士が9日にシートベルトを着けずに路線バスを運転したと発表した。男性運転士は北鉄の聞き取り調査に対し、「長時間の着用が煩わしく感じた」と話していたという。

 男性は9日、金沢市内を走る3路線6便を担当した。乗客から未着用を指摘するメールが問い合わせフォームを通じて届き、発覚した。

 北鉄は「社内規則に従い、厳正に対処する。ご迷惑とご心配をお掛けし、深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。全従業員へ法令順守の再指導を図るとした。