岡山ガス顧客情報12万件流出か 東京ガス子会社不正アクセス受け

AI要約

都市ガスの岡山ガスが約12万件の顧客情報が流出した可能性を発表。現時点で不正利用は確認されていない。

流出した可能性がある情報は個人名や企業名、建物名、使用量などで、住所や電話番号、銀行口座情報は含まれていない。

不正アクセスの影響を受け、岡山ガスの顧客情報が一時的に外部から閲覧可能となっていた。原因究明と再発防止に取り組むとしている。

岡山ガス顧客情報12万件流出か 東京ガス子会社不正アクセス受け

 都市ガスの岡山ガス(岡山市中区桜橋)は18日、約12万件の顧客情報が流出した可能性があると発表した。現時点で不正利用は確認されていないとしている。

 流出した可能性があるのは個人名や企業名、マンションやビルの建物名、使用量など。住所・所在地や電話番号、銀行口座情報、クレジットカード情報は含まれていないという。

 17日に明らかとなった東京ガスの子会社「東京ガスエンジニアリングソリューションズ」(東京)への不正アクセスの影響。ガス供給に関する管理システムの運用を同社に委託しており、岡山ガスの顧客情報も一時的に外部から閲覧できる状態になっていた。

 今後、東京ガスエンジニアリングと連携し、状況の把握に努める。岡山ガスは「ご迷惑、ご心配をかけ、おわびする。原因究明を進め、再発防止に取り組んでいく」としている。