ヨシストロー 海洋プラごみ考える 群馬・前橋市

AI要約

「脱プラカフェ」が群馬県庁で開かれ、海洋プラスチックごみの問題について理解を深める取り組みが行われた。

大泉高校の植物バイオ研究部が植物のヨシで作ったストローを使用し、環境保護活動に取り組んでいる。

参加者はヨシストロー作りの体験会に参加し、環境問題について学ぶと共に楽しんでいた。

ヨシストロー 海洋プラごみ考える 群馬・前橋市

「海の日」の15日、海に流れ込む海洋プラスチックごみの問題について理解を深めてもらおうと、植物のヨシでできたストローを使った「脱プラカフェ」が群馬県庁で開かれました。

「脱プラカフェ」は県や大泉高校の植物バイオ研究部、それにYAMATOYACOFFEE32が開いたもので、去年につづき2回目です。

大泉高校の地元、館林市の茂林寺沼湿原では、環境の保全のためのヨシ刈りが行われていて、植物バイオ研究部では、このヨシをストローにする活動に取り組んでいます。去年は約1000本を作成し、イベントなどを通して配布しています。

ヨシストローは自然に還ることからプラスチックごみの削減につながり、洗うと再利用もできるため、環境問題の啓発にはうってつけで、15日は、大泉高校の生徒4人が講師となりヨシストロー作りの体験会が開かれました。参加者は説明を受けながら、のこぎりややすりを使ってストロー作り取り組んでいました。

このほか会場ではヨシストローが付いたイベント限定メニューの「燕子花ソーダ」が販売されたほか、海に流れ込む海洋プラスチックごみの問題をテーマにした展示も行われ、訪れた人は楽しみながら環境問題について考えていました。