海水浴シーズン到来 オレンジビーチ、家族連れ繰り出す―伊東

AI要約

伊東市の伊東オレンジビーチで海水浴シーズンが始まった。家族連れや外国人観光客が訪れ、安全祈願祭も行われた。

伊東ウオーターパークもオープンし、新たな水上遊具が設置された。子どもたちやリピーターに人気がある。

監視所の設置期間や海水浴場の情報も掲載されている。

海水浴シーズン到来 オレンジビーチ、家族連れ繰り出す―伊東

 伊東市の伊東オレンジビーチに13日、監視所が設置され本格的な海水浴シーズンを迎えた。初日から家族連れが繰り出してにぎわい、伊東観光協会(稲葉明久会長)は安全祈願祭を浜辺で執り行って無事故を祈った。

 

 午前中は一部に青空が見え、多くの海水浴客が詰めかけた。砂浜のあちこちにテントを立て、浮輪で泳いだり日光浴をしたりと思い思いに楽しんだ。外国人客の姿も目立った。

 安全祈願祭では湯川神社の太田昌明宮司が祝詞を奏上し、大原にこさん(北中2年)と土屋陽菜姫さん(門野中1年)が浴衣姿で海水を祭壇にささげた。稲葉会長は「駐車場を見たが続々と客が入っている。安全に楽しめるようにしよう」、小野達也市長は「海水浴をしない人が増えている。海上遊具などもあるので、関係各位で観光客に紹介してほしい」とあいさつした。

 監視所の設置期間はオレンジビーチが8月25日まで。宇佐美と川奈、川奈いるか浜は20日~8月25日。

 

 ■ウオーターパークも開始

 

 伊東市の伊東オレンジビーチに13日、水上遊具「伊東ウオーターパーク」がオープンした。今年は大型滑り台1基を新たに加え、期間は8月25日まで。

 新しい遊具は高さ4メートルほどで、赤と白、青に配色されている。子どもたちは勢いよく滑り降りて海に飛び込んだ。ほかに跳躍器具やロープなどがある。

 パークは海岸の事業者と伊東観光協会でつくる運営委員会(後藤勝之委員長)が実施する。担当者は「リピーターが増え、遊具を目当てに宿泊する人もいる」と話した。利用料は大人1600円、中学生以下1300円、伊東市民は600円。