野辺地のコーヒー店が野菜スープ開発 町特産のホタテやコカブなど使用

AI要約

ビワノコーヒーが野辺地町特産のホタテ、コカブ、シイタケを使用したフリーズドライ野菜スープ「うまいもの まるごと スープ!」を開発。コンソメ風味で飲み応えがある。

ビワノコーヒーは地域社会への貢献を掲げ、カワラケツメイの生産や商品開発も行う。町の特産品をアピールするため、今回のスープ開発に至った。

フリーズドライ・ラボの協力を得ながら、ホタテ、コカブ、シイタケの配合や調味料の調整など商品開発に取り組んだ。

野辺地のコーヒー店が野菜スープ開発 町特産のホタテやコカブなど使用

 野辺地町でコーヒー販売などを手がける「ビワノコーヒー」(松山浩人代表)が、町特産のホタテ、コカブ、シイタケを使ったフリーズドライ野菜スープ「うまいもの まるごと スープ!」を開発した。コンソメ風味で飲み応えのある一品。7日から販売しており、松山代表は「コーヒー店が作ったスープ。納得いく味わいに仕上がった」とPRしている。

 同社は経営方針に地域社会への貢献を掲げ、コーヒー販売の傍ら、お茶などとして親しまれている町特産の「カワラケツメイ」の生産や商品開発も行う。今回のスープも「町の特産品をどうやってアピールしていくか」に思いを巡らせ、「特産品をひとまとめにして売りだそう」と開発に至ったという。

 田舎館村の会社「フリーズドライ・ラボ」に通い、相談しながら商品開発に取り組んだ。三つの特産品の配合や調味料の分量などに苦労したという。

 松山代表は「野辺地のお土産品として定着してほしい。町外の方にホタテ、コカブ、シイタケの良さを知ってもらえれば」と話している。

 1袋300円、3個入り900円(いずれも税込み)。町内にあるビワノコーヒーのお店「BIWANO52 Coffee Factory」、のへじ活き活き常夜燈市場、町観光物産PRセンターで取り扱っている。