シェアリングスペース「快活CLUB」、渋谷に新コンセプト1号店 意匠など刷新

AI要約

シェアリングスペース「快活CLUB」の新コンセプト店「快活CLUB渋谷センター街店」が渋谷にオープン。

新コンセプト店では、スキマ時間を利用する客をターゲットに幅広い客層を想定し、内外装や設備をリニューアル。

料金やサービス内容など、詳細は24時間営業の同店について紹介。

シェアリングスペース「快活CLUB」、渋谷に新コンセプト1号店 意匠など刷新

 シェアリングスペース「快活CLUB」の新コンセプト店「快活CLUB渋谷センター街店」(渋谷区宇田川町)が7月11日、渋谷・センター街の井の頭通り沿いにオープンする。(シブヤ経済新聞)

 AOKIホールディングスグループで、カラオケ「コート・ダジュール」なども手がける快活フロンティア(神奈川県横浜市)が展開する「快活CLUB」は2003(平成15)年に1号店を出店。近年、赤坂や新宿、中目黒などに都市型店の出店を進めている中、渋谷での出店も考えていたという。渋谷での出店に際し、「多種多様な人が集まる街」であることや既存店の利用が少ない女性層など新規顧客の開拓を図り、新コンセプトを掲げた。同様のコンセプトの店を、繁華街都市部を中心に3年間で約60店舗出店する計画。

 これまでは一日の余暇時間を過ごす人をコアターゲットに事業を展開してきたが、客層拡大に向けて「スキマ時間」に着目。オンラインツールの普及やコロナ禍を経た生活様式の変化などから、同社の繁華街立地の店舗では鍵付き個室は日中のビジネスマンの利用が拡大しているという。そうした背景や、スキマ時間を過ごす場所をリサーチを行った結果、性別・年代を問わず幅広い客層が利用するカフェを指標に、内外装の意匠や設備面を刷新した。

 井の頭通り沿いのビルの2階~4階の3フロアに展開する同店。店内は木や淡い色味を基調に、天井や椅子をカラフルにするなどしている。席数は、背もたれが180度倒せる多段階リクライニングチェアと靴を脱いで足を伸ばせるマットのタイプを用意する鍵付き個室45室と、カフェラウンジ24席を用意。フリーWi-Fiや充電・USBコンセント、エスプレッソコーヒーやティーパック、ジュースなど30種類以上を用意するドリンクバー、シャワー、約5000冊をそろえる漫画・雑誌、プリンター(複合機)などを備える。

 料金(オープン記念、終了時期未定)は以下の通り。カフェラウンジ=平日1時間490円、同3時間980円、同6時間1,960円、休日(金曜・祝前日18時~、土曜・日曜・祝日)1時間580円、同3時間1,170円、同6時間2,350円、延長10分ごと平日90円、休日100円。鍵付き個室=平日1時間980円、同3時間1,960円、同6時間3,920円、同12時間7,840円、同ナイト(18時~4時の入店)12時間6,860円、休日1時間1,170円、同3時間2,350円、同6時間4,700円、同12時間9,400円、同ナイト12時間8,230円。延長10分ごとに平日180円、休日210円。予約料は550円。セルフレジを導入し、利用者はアプリで予約・チェックインなどができる。

 24時間営業。