南部広域行政組合の最終処分場 八重瀬町の新城・具志頭にまたがる農地に内定

AI要約

南部広域行政組合が最終処分場の建設予定地を決定しました。

決定された場所は八重瀬町の新城と具志頭の農地で、住民説明会も予定されています。

予定地は現在マンゴーが栽培されている場所に隣接しており、今後の進展が注目されています。

 【南部】南部広域行政組合(理事長・古謝景春南城市長)は9日、環境衛生関係市町村理事協議会を開き、糸満、豊見城、南城、八重瀬、与那原、西原の6市町で進める最終処分場の建設予定地について、八重瀬町の新城と具志頭の両地区にまたがる農地2・3ヘクタールを内定した。

 予定地として、八重瀬町内の3地区を比較検討。概算事業費が安価で地権者数が少なく、交渉が短縮できるなどとして、全会一致で選定した。

 同協議会によると、新城、具志頭の自治会からは同意を得ているが、住民説明会は今夏に予定。本年度中の正式決定を目指す。古謝理事長は「現在の南城市の最終処分場の事例も伝え、住民理解を得たい」と述べた。

 予定地はサッカーFC琉球のクラブハウスに隣接し、現在はマンゴーなどが栽培されている。