# 最終処分場

核ごみ調査開始に不満や不安の声 佐賀・玄海町隣接の唐津市議会
2024.07.02

核ごみ調査開始に不満や不安の声 佐賀・玄海町隣接の唐津市議会

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が佐賀県玄海町で始まったのを受け、国と実施主体の原子力発電環境整備機構(NUMO)は2日、隣接する唐津市の議会で地層処分や調査の概要を説明した。拙速な議論への不満に加え、市議からは「地震大国で数万年間安定的な保管が可

核のごみ、原発地下に保管を 最終処分実現まで中長期的に
2024.07.01

核のごみ、原発地下に保管を 最終処分実現まで中長期的に

 超党派の元国会議員や官僚OBらで構成するシンクタンク「未来構想会議」が、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場実現が見通せるようになるまで、原発の敷地地下に管理施設を造り、核のごみを中長期的に保管するべきだとする提言をまとめたことが1日、分かった。政府に申し入れる方向で調整してい

密閉型のごみ処分場、南砺に着工 砺波広域圏、27年春に稼働
2024.06.26

密閉型のごみ処分場、南砺に着工 砺波広域圏、27年春に稼働

 砺波、南砺市でつくる砺波広域圏事務組合が南砺市蔵原で計画を進めてきた一般廃棄物最終処分場の安全祈願祭・起工式は25日、同市南蟹谷体育館で行われた。同広域圏初の埋立場を屋根覆うクローズド型(被覆式)施設となり、両市、県、議会関係者約60人が工事の安全を祈願した。 ごみ最終処分場は

核ごみ、首長反対なら除外 処分場選定、国が佐賀県に回答
2024.06.24

核ごみ、首長反対なら除外 処分場選定、国が佐賀県に回答

 佐賀県は24日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に関し、経済産業省から「知事か市町村長が反対すれば、選定プロセスから外れる」との回答文書が届いたと発表した。 同県玄海町で今月10日に選定プロセスの第1段階に当たる「文献調査」が始まり、県側は地元首長が

佐賀県申し入れに「適切対応」 核ごみ調査 斎藤経産相
2024.06.14

佐賀県申し入れに「適切対応」 核ごみ調査 斎藤経産相

 斎藤健経済産業相は14日の閣議後記者会見で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り佐賀県から申し入れ文書を受け取ったと明らかにした上で、「内容を受け止めて適切に対応していきたい」と述べた。  文書は山口祥義知事の名前により13日付で提出

「新たな最終処分場の建設も検討」 熊本・天草広域連合長の天草市長、新ごみ処理施設計画で 受注企業グループとは契約解除で合意
2024.06.12

「新たな最終処分場の建設も検討」 熊本・天草広域連合長の天草市長、新ごみ処理施設計画で 受注企業グループとは契約解除で合意

 焼却灰の資源化を前提にした熊本県の天草広域連合(天草市、上天草市、苓北町)の新ごみ処理施設計画を巡り、馬場昭治連合長(天草市長)は10日、熊日の取材に「将来的には新たな最終処分場の建設も検討しなければならない」と述べた。整備基本計画を策定した2019年以降、連合は最終処分場は造らない方針を維

佐賀文献調査「重要な一石」 林官房長官
2024.06.11

佐賀文献調査「重要な一石」 林官房長官

 林芳正官房長官は11日の記者会見で、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が佐賀県玄海町で始まったことに関し、「最終処分という国家的課題について社会全体で議論を深めていく上で、非常に重要な一石を投じるものだ。関係機関や地域と丁寧にコミュニケーションを重ねながら適切に

佐賀・玄海町で「核のごみ」最終処分場選定の文献調査が開始 原発立地自治体では初
2024.06.10

佐賀・玄海町で「核のごみ」最終処分場選定の文献調査が開始 原発立地自治体では初

高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場選びをめぐり、佐賀県玄海町を対象とした文献調査が始まりました。原発のある自治体では初めてです。佐賀県玄海町の脇山町長は先月10日、「核のごみ」の最終処分場選びの第1段階にあたる文献調査を受け入れると表明しています。

核のごみ 佐賀県玄海町で文献調査はじまる 経産大臣が認可
2024.06.10

核のごみ 佐賀県玄海町で文献調査はじまる 経産大臣が認可

いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、佐賀県玄海町で10日、文献調査が始まりました。原子力発電環境整備機構によりますと玄海町の文献調査について経産省から6月10日に認可を受けたということです。文献調査は「処分場に明らかに不適な場所を外す」ための調査を文献や

【速報】玄海町“核のごみ”文献調査始まる 今後2年間 地下の環境など机上で調査
2024.06.10

【速報】玄海町“核のごみ”文献調査始まる 今後2年間 地下の環境など机上で調査

受け入れを表明してから10日で1カ月です。いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、玄海町を対象にした文献調査が始まりました。先月10日、最終処分場の選定をめぐっては先月10日、玄海町の脇山町長が第1段階にあたる文献調査の受け入れを表明しています。原子力発電環

クローズド型“環境に配慮” 一般廃棄物最終処分場〈宮城・気仙沼市〉
2024.06.05

クローズド型“環境に配慮” 一般廃棄物最終処分場〈宮城・気仙沼市〉

宮城県気仙沼市が整備を進めていた新しい「一般廃棄物最終処分場」が完成し、6月5日から運用が始まりました。屋根があり環境に配慮したつくりが特徴です。5日の開所式には気仙沼市の菅原茂市長や施設の関係者、およそ40人が参加しました。新たに完成した処分場は、既存の施設がまもなく埋め立て満

核ごみ負担、「国全体で」 佐賀県知事、経産次官に要望
2024.05.30

核ごみ負担、「国全体で」 佐賀県知事、経産次官に要望

 佐賀県の山口祥義知事は30日、経済産業省を訪れ、飯田祐二事務次官と会談し、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場について「国全体で(負担を)分かち合うような形で取り組まなければいけない」と訴えた。 同県玄海町が処分場選定の第1段階となる文献調査の実施を受諾した

【放射性廃棄物処分】議論の広がりに注目(5月28日)
2024.05.28

【放射性廃棄物処分】議論の広がりに注目(5月28日)

 原発の高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定を巡り、佐賀県玄海町が原発立地自治体として全国で初めて、選定に向けた文献調査を受け入れた。最終処分は東京電力福島第1、第2原発を抱える本県にとっても重要な問題だ。全国的な議論に広がるのか注目したい。 処分場の選定は、資料に基づく文献調査

「核ごみ処分場選定は国全体の問題」玄海町長が強調
2024.05.27

「核ごみ処分場選定は国全体の問題」玄海町長が強調

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場をめぐり、「文献調査」を受け入れた佐賀県玄海町の脇山町長は27日、処分場の選定は「国全体で考える問題」という考えを改めて示しました。いわゆる「核のごみ」の最終処分場をめぐっては、玄海町の脇山伸太郎町長が10

佐賀・玄海町長が日本記者クラブで会見 核ごみ調査の議論呼びかけ
2024.05.27

佐賀・玄海町長が日本記者クラブで会見 核ごみ調査の議論呼びかけ

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、選定の第1段階となる文献調査を受諾した佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長は27日、日本記者クラブの記者会見にオンラインで応じた。脇山町長は、最終的に最終処分場を引き受ける考えはないとの認識を改めて示し、最終処分場の適地選定に向けた

核のごみ文献調査、苦渋の受諾 玄海町長「手挙げたくなかった」
2024.05.27

核のごみ文献調査、苦渋の受諾 玄海町長「手挙げたくなかった」

 佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長は27日、日本記者クラブのオンライン記者会見で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた第1段階の文献調査を受け入れたのは、議会の請願採択が決め手になったと説明した。「首長は議会との兼ね合いが重要だ。本当は手を挙げたくなかった」と苦渋の

核ごみ調査、「苦渋の選択」 処分場選定に懸念 佐賀・玄海町長
2024.05.27

核ごみ調査、「苦渋の選択」 処分場選定に懸念 佐賀・玄海町長

 佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長は27日、日本記者クラブ主催のオンライン記者会見で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた第1段階となる文献調査の受け入れについて「苦渋の選択をした」と語った。 原発立地自治体での調査は初めてで、処分場選定につながる懸念

佐賀県知事”核のごみ″「新たな負担は受け入れる考えはない」改めて強調
2024.05.23

佐賀県知事”核のごみ″「新たな負担は受け入れる考えはない」改めて強調

高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場をめぐり、佐賀県玄海町の町長が選定に向けた「文献調査」を受け入れたことについて、佐賀県の山口知事は23日、「新たな負担を受け入れる考えはない」と改めて強調しました。佐賀県 山口祥義知事「玄海町の中で様々議論がある中で決められたの

「核のごみ」文献調査、佐賀・玄海町が受け入れ表明。長崎の近接自治体は複雑な心情。国のリーダーシップは
2024.05.17

「核のごみ」文献調査、佐賀・玄海町が受け入れ表明。長崎の近接自治体は複雑な心情。国のリーダーシップは

「核のごみ」最終処分場の選定めぐり地方の当事者に伝わらない「敬意と感謝」 背景には「人ごとと捉える空気感」
2024.05.17

「核のごみ」最終処分場の選定めぐり地方の当事者に伝わらない「敬意と感謝」 背景には「人ごとと捉える空気感」