パリ五輪 柔道カナダ代表に出口クリスタ選手・ケリー選手姉妹へエール 壮行会「金メダルを！」意気込み語る
出口姉妹が初めての夢舞台での経験や挑戦について語る。
地元・塩尻市での壮行会や誠心館道会の後輩たちからの応援に迎えられる。
出口姉妹それぞれの目標や意気込み、オリンピックへの取り組みについてのコメント。
パリ五輪の柔道にカナダ代表として出場する塩尻市出身の出口クリスタ選手とケリー選手。姉妹で掴んだ初めての夢舞台に向けて、2人が語ったこととは。
出口クリスタ選手
「ケリーももともと同じだった階級を1つ下げてオリンピックを目指すと聞いたときは1人じゃないというのがうれしかったですし、お互いいろんな挫折はありましたけどめげずにやってきてよかったなと思います」
出口ケリー選手
「姉の存在ですよね。私にとって一番の憧れといいますか、ずっと姉の背中を追ってきたんですけど、2人で高め合えながらオリンピックの切符を掴んだことをうれしく思っています。」
6日、およそ300人が詰めかけた地元・塩尻市での壮行会。出口姉妹が幼いころに柔道を学んだ、誠心館道場の後輩たちも声援を送ります。
「出口クリスタ選手、ケリー選手、 せ～の！がんばれー！」
柔道女子57キロ級、世界ランキング1位で、カナダ代表の出口クリスタ選手。
3年前の東京オリンピック出場を逃した後、「勝つためだけの柔道」から、「純粋に楽しむ柔道」へとメンタルを切り替え、実績を積んできました。
姉と同じ57キロ級から、52キロ級に下げたケリー選手は、減量の壁を乗り越えました。
出口ケリー選手
「優勝を目指さないと3位もないだろうし。3位目指していたら5位で終わって、1回戦勝つって言っていたら1回戦勝てないと思っているので、目標を高くオリンピックは頑張っていきたいなと思っています。」
出口クリスタ選手
「もちろん、金メダルを取ってくることが大前提ではあるんですけど、誰かの背中を追えるというのは子どもたちにとってすごく大事なことだと思いますし、それが成長につながると思うので」
「もちろん自分のためにメダルを取りに行くけど、その周りの関係者だったりとか子どもたちの指標になれるように。メダルを取るというのがオリンピックでの役割と思って、 自分の役目を果たしたいと思います」
