【速報】懲役4年6月求刑、ドン・ファン元妻の詐欺事件 弁護側「被害者はうそをついている」と主張

AI要約

和歌山県田辺市の77歳の男性が元妻に殺害された事件で、元妻が別の男性からも現金をだまし取った詐欺事件が浮上した。

検察は元妻に懲役4年6カ月の求刑を提示し、被告人の悪質さを強調した。

一方、弁護側は詐欺の成立に疑念を示し、被告人が未成年であったことを量刑に考慮すべきだと主張した。

 「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の野崎幸助さん(当時77歳)を殺害したとして起訴された元妻の須藤早貴被告(28)が、別の男性から現金をだまし取ったとして詐欺罪で追起訴された事件の論告求刑公判が5日、和歌山地裁であった。

 検察側は「被告人は被害者の心をもてあそんだ」などとして懲役4年6カ月を求刑。弁護側は「被害者はうそをついている。詐欺が明らかに成立しているとは言えない」と主張し、被告人の当時の年齢が未成年だったことを踏まえた量刑の考慮を求めた。