新千円札の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 図柄参考で記念番号券贈られる 山梨県立博物館

AI要約

新しい千円札に描かれている葛飾北斎の「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」が、山梨県立博物館の作品を参考にしてデザインされた。

葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は江戸時代の浮世絵師による代表作で、新紙幣の図柄となった。

山梨県立博物館では、記念番号券や新紙幣の公開が行われ、貴重な資料の展示も行われている。

新千円札の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 図柄参考で記念番号券贈られる 山梨県立博物館

新しい千円札の話題です。

裏側に描かれているのは葛飾北斎の「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」です。

この図柄、山梨県立博物館にある作品が参考にされたことから記念番号券が贈られ、4日に公開が始まりました。

江戸時代を代表する浮世絵師、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」

木版画が多く刷られていますが、状態が良いとされる東京国立博物館と県立博物館が所蔵する作品が、今回の新1000円札の図柄の参考とされました。

県立博物館には、これを記念し「9番」の新紙幣が贈呈され、4日から作品と新紙幣の公開が始まりました。

山梨県立博物館 学芸員 松田美沙子さん:

「これを機に当館が持っている貴重な資料があるということを、県民の方も含め全国的にも知ってもらえたら」

公開は8月19日までですが、冨嶽三十六景の実物は7月17日までの公開となります。