中古車購入「入札で金が必要」 客に車渡さず418万円だまし取った疑いで元業者の男を逮捕 熊本

AI要約

熊本県玉名市で中古車販売業を営んでいた男が現金をだまし取る詐欺で逮捕された。

男はオークションを通じて中古車を買う話を持ちかけ、購入代金を先払いで現金を要求した。

男は容疑を否認しているが、他にも10件ほどの同様の相談があり、警察は捜査を進める。

中古車購入「入札で金が必要」 客に車渡さず418万円だまし取った疑いで元業者の男を逮捕 熊本

車の購入代金として「先払いで現金が必要」などとうそを言って客から現金をだまし取ったとして、中古車販売業を営んでいた男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、熊本県玉名市岱明町(たいめいまち)に住むアルバイト従業員の男(41)です。

警察によりますと、男は熊本県荒尾市で中古車販売店を営んでいた今年1月から2月にかけて、中古車を買い求めた男性から車の購入代金として、合わせて418万円をだまし取った疑いが持たれています。

男とこの男性はオークションを通じて中古車を買う話を進めていて、男は「オークションに入札するためのお金が必要」と男性に現金を求めました。

男は中古車を落札したものの、出品者に支払いをしていなかったということです。

男性は「お金を払ったのに車が来ない。男と連絡も取れない」として今年5月、警察に被害届を提出していました。

警察の調べに対し、男は「だますつもりはなかった」と容疑を否認しているということです。

警察には他に同様の相談が10件ほど寄せられているということで、警察は余罪も含めて捜査する方針です。