岡山県で人身事故最多…大雲寺交差点を国と警察が確認「右折時には直進車両の確認を十分に」

AI要約

2023年、岡山県で人身事故が最も多かった岡山市の交差点の状況を国と警察が確認した。

岡山市北区表町の大雲寺交差点で起きている人身事故の状況と、それに対する対策の取り組みが報告された。

国土交通省と岡山県警が今後も交通量や車の動きについて調査し、事故を減らすための対策を検討する予定。

岡山県で人身事故最多…大雲寺交差点を国と警察が確認「右折時には直進車両の確認を十分に」

 2023年、岡山県で人身事故が最も多かった岡山市の交差点の状況を国と警察が確認しました。

 岡山市北区表町の大雲寺交差点に国土交通省の職員と岡山県警の警察官が訪れ、事故が起こった状況などを確認しました。

 岡山県警によりますと2023年、大雲寺交差点では岡山県で最も多い10件の人身事故があり、12人がけがをしました。このうち6件は、南北の道路から右折しようとした車が東西の道路を直進する車とぶつかる事故でした。

 大雲寺交差点では2014年から2024年6月までに87件の人身事故が起きていて、これまでに注意を呼び掛ける看板を設置するなどの対策を行ってきました。

 国土交通省は、今後交通量や車の動きについての調査を行い、事故を減らすためのより効果的な対策を検討したいとしています。

(岡山中央警察署/對中貴之 交通官)

「右折車両から直進車両は見えづらい。青信号で右折するときには直進車両の確認を十分にしていただきたい」