ミニトマトが変身、スイーツに 大宮のホテルのシェフが仕上げる さいたま産、学生が考案 新都心で販売

AI要約

さいたまスーパーアリーナで開催された「さいたまスイーツコレクション」では、さいたま市と国際学院埼玉短期大学、パレスホテル大宮がコラボしたスイーツが販売された。販売メニューは、「プチぷよスムージー」と「プチぷよ3色マフィン」という二つの商品で、土地の特産品であるミニトマトを使用したスイーツが限定販売された。

地産地消の取り組みを目指す取り組みで、同短大の学生がレシピを考案し、ホテルのシェフが仕上げた。学生たちは苦労しながらも満足感を持って取り組んでおり、市長もその味に感激していた。

イベントでは、同短大生がステージに登壇し、トマトを使ったスイーツが子供たちにも好評だったことや、地元特産品を使ったメニューが開発されることの喜びを語っていた。地域のスイーツ店も集結し、多彩なスイーツが楽しめるイベントとなった。

ミニトマトが変身、スイーツに 大宮のホテルのシェフが仕上げる さいたま産、学生が考案 新都心で販売

 埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開かれたイベント「さいたまスイーツコレクション」で6月29、30の両日、さいたま市と国際学院埼玉短期大学(同市大宮区)、パレスホテル大宮(同)がコラボしたスイーツが販売された。30日は、会場内で「さいたまスイーツスペシャルステージ」が行われ同短大生と清水勇人さいたま市長が登壇し、取り組みをPRした。

 販売メニューは、さいたま市産ミニトマト「プチぷよ」を使った二つの商品で「プチぷよスムージー」と「プチぷよ3色マフィン(プレーン・オレンジ・抹茶)」。それぞれ税込み500円で同イベントでの限定販売。当日は同短大の学生も接客した。

 1月に締結した地産地消の推進を目指す協定に基づいた取り組み。同短大の学生らがレシピを考案し、同ホテルのシェフが仕上げた。同短大の内田楓華さん(19)は「トマトは野菜なのでそれをスイーツにするのが難しかった」と笑顔で振り返った。

 ステージには同短大の鹿村航汰さん(19)と浜田秋歩さん(19)が登壇。鹿村さんは「トマトが苦手なお子さんもおいしいと言ってくれて、トマトを好きになるきっかけになれてよかった」と話し充実感を漂わせた。清水市長は「スムージーを飲んだがすごく甘くて、おだやかな酸味もありおいしかった。若い皆さんが市の特産品でメニューを開発してくれるのはうれしい」とほほ笑んだ。

 「さいたまスイーツコレクション」は6月27から同30日まで開催され、洋菓子、和菓子、かき氷などを販売しさいたま市のスイーツ店が集結した。