新幹線止まった時に備え 乗客の避難誘導訓練 JR東日本とバス会社が連携【長野・上田市】

AI要約

新幹線の乗客を安全に避難させるための訓練がJR東日本やバス会社によって実施されました。

訓練では、停電などの災害時に新幹線が止まった際の乗客の避難手順が確認され、バスを使って近くの駅に安全に運ぶ準備が整えられました。

JR東日本は今後もバス事業者との連携を強化し、迅速かつ安全な避難計画の実施を目指しています。

新幹線止まった時に備え 乗客の避難誘導訓練 JR東日本とバス会社が連携【長野・上田市】

災害時に備え、新幹線の乗客を安全に避難させるための訓練です。JR東日本やバス会社などが連携して実施しました。

■JR東日本の担当者

「こちらにお客様を乗せて頂いて、上田駅へ向かって頂く」

災害などで新幹線が止まったことを想定した訓練です。新幹線から降ろした乗客を門扉から外に出し、バスを使って安全に近くの駅に運ぶ手順を確認しました。

■JR東日本の担当者

「佐久平~上田間ですと、おそらく、あさま号で大体300人から500人が乗っています。あさま号が行って、その後は金沢行きが追いかけていくダイヤが結構ありますので、あさま号だけのお客様だけとは限りませんので。それだけバスの台数が必要になってくる」

今年1月。停電の影響で東京ー高崎間が上下線で終日運休になるなどおよそ12万人に影響が出ました。

■JR東日本上田駅・原道明 駅長

「沿線のバス事業者に、門扉の位置をしっかり確認してもらうことで、いざという時に迅速に安全に対応できるというのが、今回の訓練の成果になる」

JR東日本はバス事業者と連携し、避難の誘導計画を練っていきたいとしています。