アフリカゾウ、「マオ」22歳。国内で初めての人工授精に臨む【岩手・盛岡市】
盛岡動物公園ZOOMOで飼育されているアフリカゾウの人工授精に初めて挑戦する様子が公開されました。
メスのアフリカゾウ、「マオ」22歳は国内で珍しい存在であり、繁殖が課題となっています。
国内初となる人工授精による繁殖の取り組みに注目が集まっており、検査の結果により3日に改めて人工授精を行う予定です。
盛岡動物公園ZOOMOで飼育されているアフリカゾウが、国内で初めての人工授精に臨むことになり、その様子が公開されました。
メスのアフリカゾウ、「マオ」22歳。
2006年に東京の多摩動物公園から盛岡市動物公園にやってきました。
盛岡市動物公園によりますと、国内で飼育されいるアフリカゾウは4月時点で24頭しかおらず、国際条約で輸入が難しいことから繁殖が課題となっています。
2日は人工授精を行えるか判断するため、耳の後ろにある血管から採血が行われました。
ホルモンの数値を計り、発情しているかを確認します。
国内でアフリカゾウの繁殖が成功したのは2013年が最後で、国内初となる人工授精による繁殖の取り組みに大きな注目が集まっています。
順調にいけば3日に人工授精をする予定でしたが、検査の結果、3日に改めて血液検査を行うことになりました。
盛岡市動物公園では屋内外に設置した6台のカメラで今後も24時間態勢でマオを見守るということです。