大雨 岡山県内でJRダイヤ乱れる 気象台、土砂災害への注意呼びかけ

AI要約

中国地方では梅雨前線や湿った空気の影響で大雨となり、岡山県内では列車運行に影響が出た。

JR西日本中国統括本部によると、山陽線や姫新線、因美線、芸備線で一部区間の運転が見合わせられた。

岡山地方気象台は河川の増水や土砂災害に注意を呼びかけており、大雨や洪水の警報も出ている。

大雨 岡山県内でJRダイヤ乱れる 気象台、土砂災害への注意呼びかけ

 中国地方は1日、梅雨前線や湿った空気の影響で広範囲にわたり大雨となった。岡山県内では、列車が一部区間で始発から運転を見合わせるなどダイヤが大幅に乱れ、通勤、通学の足に影響した。

 JR西日本中国統括本部によると午前9時時点で、始発から運転を取りやめたのは山陽線の倉敷―下関間、姫新線の津山―新見間、因美線の智頭―津山間、芸備線の新見―三次間。山陽線の岡山―倉敷間は、本数を減らして折り返し運転をしている。

 岡山地方気象台の観測では、同日午前9時までの12時間降水量は、笠岡市79ミリ▽真庭市久世60ミリ▽津山市53ミリ▽岡山市中心部27ミリ―など。倉敷、笠岡、浅口市、里庄町の4市町には大雨や洪水の警報が発令された。2日午前6時までの24時間降水量は多い所で岡山県南部、北部とも100ミリと予想されている。

 同気象台は「雨は午前中をピークにいったん落ち着く見込みだが、夜遅くから明日朝にかけて再び強まる可能性がある」として河川の増水や氾濫、土砂災害への注意を呼びかけている。