広島空港にレンタカーステーション 6社が営業所、ターミナルビル直結
AI要約
広島空港（広島県三原市本郷町）に新しいレンタカーステーションが完成し、ターミナルビル直結の拠点に営業を開始する。
新しい店舗棟には6社のレンタカー会社の営業所が入り、約350台分のスペースも確保されている。
これにより利用者は徒歩3分程度でレンタカーを手配できるようになり、観光客の利便性が向上する。
広島空港（広島県三原市本郷町）のレンタカーステーションの完成記念式典が30日、現地であった。これまで空港外にあったレンタカー会社の営業所をターミナルビル直結の拠点に集約し、観光客たちの利便性向上を図る。1日から営業を始める。
ターミナルビルから空港駐車場を挟んだ北側の約8千平方メートルに、空港を運営する広島国際空港（同）が整備した。レンタカー会社6社の営業所が入った店舗棟は鉄骨平屋約590平方メートル。会社は従来より1社増えた。レンタカー約350台分のスペースも確保している。
ターミナルビルとは連絡歩道橋でつながっており、徒歩3分程度で往来できる。これまで空港からレンタカーを利用するには、ビル内の各社のカウンターで受け付けをした後、空港周辺にある営業所とを送迎車で5～10分かけて移動する必要があった。
式典には、広島国際空港やレンタカー各社の代表者たち9人が出席。テープカットで完成を祝った。広島国際空港の中村康浩社長は「今後は個人訪日客の増加が予測される。広島空港からレンタカーで中四国地方を巡るような観光需要の掘り起こしにつなげていく」とあいさつした。
