福島・楢葉の木戸川でアユ釣り解禁 釣果良好、天然ものも

AI要約

福島県楢葉町を流れる木戸川でアユ釣りが解禁され、多くの釣りファンが楽しんでいる。

木戸川漁協が放流した稚アユや成魚により、今年は釣果が良好な状況。

遊漁券が必要で、釣り客が増えている中、自然に触れながら楽しい時間を過ごせる。

福島・楢葉の木戸川でアユ釣り解禁 釣果良好、天然ものも

 福島県楢葉町を流れる木戸川で29日、アユ釣りが解禁された。解禁時刻の午前5時から多くの釣りファンが木戸川を訪れ、アユ釣りを楽しんでいた。7月中旬から8月にかけて最盛期を迎える。

 木戸川のアユ釣りは東京電力福島第1原発事故後の2021年に再開し、今年で4年目。木戸川漁協が5月に稚アユ400キロを放流しており、さらに7月に成魚100キロを放流する。今年は天然アユもおり、釣果が良好という。

 解禁直後から釣り始めた浪江町の豊島勝男さん(84)は午前10時ごろで約150匹を釣り上げた。「今年は釣り客が多い。自然に触れて楽しい時間が過ごせた」と笑顔を見せた。

 釣りは遊漁券の購入が必要。年券は4千円、日釣り券は900円。現場売りではそれぞれ200円を加算する。中学生券は900円(年券)、身体障害者券は2千円(同)で現場売りはしない。

 問い合わせは同漁協(電話0240・25・3414)へ。