祖国への思い胸に舞台へ ウクライナ避難民のバレエダンサーが29日神戸で公演/兵庫県
ウクライナと日本、ハンガリーのバレエダンサーが共演する神戸市での公演が開催される。
ウクライナから避難してきたバレエダンサーたちが日本で活動し、舞台公演を通して成長している。
「ライモンダ・ディベルティスマンス」公演は神戸市東灘区文化センターうはらホールで6月29日に開催される。
ウクライナと日本、それにハンガリーのバレエダンサーが共演する公演が29日、兵庫県神戸市で開催されます。それぞれの国のダンサーたちは言葉も文化も違う中、心を一つにしてレッスンに励んでいます。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、2022年の4月から神戸に避難しているマラ・ヴァレリアさんと、イザベラ・アンナさん。
紛争前は、ウクライナ南部の都市オデーサのバレエ団で、プロのバレエダンサーとして週に3回、舞台に出演していました。
2人を含む6人のバレエダンサーを、ウクライナのオデーサから神戸に避難させたのが、およそ20年前にバレエの指導者として来日し現在も神戸や大阪で活動するコズロヴァ・ユリヤさんです。
ユリヤさんは、避難してきた後輩たちが日本でもバレエの仕事で生活できるよう、舞台公演を定期的に開催しようと奔走しています。
今回はウクライナと日本、それにハンガリーのバレエダンサーによる3カ国合同の公演を企画しました。
3カ国のバレエダンサーが共演する「ライモンダ・ディベルティスマンス」は6月29日の午後6時開場で、神戸市東灘区文化センターうはらホールにて開催されます。
当日のチケットも購入できるということです。
詳しくは「インターナショナルバレエカンパニー」のホームページなどからご確認ください。