「俺だって30年以上不良やってる」解体工事の元請け業者に対し“暴力団員”装い…ダンプ2台分の追加費用15万円を恐喝 70歳男「脅し取るようなことはしていない」

AI要約

70歳の下請け業者が元請け業者から15万円を脅し取った恐喝事件が北海道で発生。

犯人は暴力団員であると偽り、工事費用の15万円を要求したが、否認している。

警察は事件の経緯や余罪の有無を調査中。

「俺だって30年以上不良やってる」解体工事の元請け業者に対し“暴力団員”装い…ダンプ2台分の追加費用15万円を恐喝 70歳男「脅し取るようなことはしていない」

 去年10月、北海道旭川市で、解体工事をめぐって元請け業者の男性から15万円を脅し取ったとして、下請け業者の70歳の男が逮捕されました。

 恐喝の疑いで逮捕されたのは、住所が自称の旭川市神居8条10丁目の会社役員、五十嵐純一容疑者70歳です。

 五十嵐容疑者は、去年10月5日、解体工事を請け負った際、元請け業者の53歳の男性に対して、自分が暴力団員であるかのように誇示して、現金15万円を脅し取った疑いが持たれています。

 警察によりますと、五十嵐容疑者は、元請け業者の男性に追加の工事費名目で15万円を要求しましたが、断られると「俺だって30年以上不良やってるんだから」などと暴力団員であるかのように装って脅したということです。

 五十嵐容疑者は、当初、住宅の解体工事を210万円で請け負っていましたが、ダンプ2台分の追加費用15万円を要求したということです。

 取り調べに対し、五十嵐容疑者は「金を脅し取るようなことはしていない」と容疑を否認しています。

 警察は、脅し取った詳しい経緯や余罪の有無を調べています。