ドクターヘリから窓が落下 重さ350グラムと100グラム、名護市上空を飛行中に破損 被害情報なし 沖縄

AI要約

ドクターヘリが飛行中に窓の一部を落下させたが、被害はなし。他の窓は見つかっていない。代替機が27日に派遣される予定。

ヘリは名護市上空を飛行中に窓が破損し、予防着陸を要請。機関は名護市消防本部に着陸し、機体は同所に止まっている。

患者搬送中の機内には機長や医師、看護師、整備士ら5人が搭乗。事件の原因究明と再発防止に取り組む。

ドクターヘリから窓が落下 重さ350グラムと100グラム、名護市上空を飛行中に破損 被害情報なし 沖縄

 浦添総合病院を基地病院として運航する県のドクターヘリ(AW109SP)が26日午後3時40分ごろ、名護市の上空約300メートルを飛行中にアクリル製の窓の一部を落下させた。警察や消防によると被害の情報は入っていない。

 ヘリコプターを受託運航する鹿児島国際航空によると、何らかの理由で右側後方の窓が破損し、落下した。落下したのは縦約25センチ、横約26センチの重さ約350グラムと、縦18センチ、横12センチの重さ100グラムの二つ。落下した窓は見つかっていない。

 名護市消防本部によると、県ドクターヘリの運航管理者から午後3時39分、「予防着陸のため、着陸させてほしい」と連絡があった。機体は同41分、市消防本部の屋上ヘリポートに着陸した。26日午後9時30分現在、機体は同所に止まったままとなっている。同機は患者搬送のため同日午後3時25分、浦添総合病院を離陸し、鹿児島県の与論島に向かっていた。機内には機長や医師、看護師、整備士ら5人が搭乗していた。

 鹿児島国際航空は「原因を究明し、再発防止に努める」とした。代替機を27日昼ごろまでに派遣するとしている。