札幌市立高校教諭の39歳の男が酒気帯び運転の疑い“飲酒運転している人がいる”という情報が警察に…基準値の10倍「酒は抜けていた」と容疑否認

AI要約

39歳の札幌市立高校の教諭が、酒を飲んで車を運転したとして逮捕された。

教諭は酒気帯び運転の疑いで逮捕され、警察によるとアルコールの検査で基準値の10倍のアルコールが検出された。

札幌市教委は事態を重く受け止め、教育委員会もコメントを発表している。

 26日午前、北海道千歳市で酒を飲んで車を運転したとして、札幌市立高校の39歳の教諭が逮捕されました。

 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、住所が自称の札幌市南区真駒内の市立札幌平岸高校の教諭、岩本恭明容疑者39歳です。

 岩本容疑者は、26日午前11時半ごろ、千歳市春日町1丁目付近を酒を飲んで乗用車を運転した疑いが持たれています。

 警察によりますと、警察に飲酒運転をしているという情報が寄せられ、情報と一致する車を見つけた警察が運転していた岩本容疑者の呼気を検査したところ、基準値の10倍のアルコールが検出されたということです。

 その場で逮捕された岩本容疑者は、取り調べに対し「酒は抜けていた」と容疑を否認しています。

 警察は、岩本容疑者が、いつどこで、どのくらいの酒を飲んだのか、飲酒運転に至った経緯を調べています。

 

 札幌市教育委員会によりますと、岩本容疑者は市立札幌平岸高校で3年生の授業を担当し、26日は学校を休んでいました。

 札幌市教委の山根直樹教育長は、「子どもたちの教育に携わる学校教員が酒気帯び運転を行うことは許されることではなく、大変遺憾で重く受け止めている」とコメントしています。