【パリ五輪】「メダルの色楽しみ」 自転車の小原(階上出身)手応え

AI要約

小原佑太選手がパリ五輪に向けて練習に励んでいる様子を紹介。

チームスプリントではメダル獲得に自信を持ち、スプリントもさらに強化を図る意向。

本番に向けて緊張を楽しんで戦う姿勢を見せる小原選手。

【パリ五輪】「メダルの色楽しみ」 自転車の小原(階上出身)手応え

 パリ五輪開幕まで1カ月となった26日、自転車トラック男子代表の小原佑太(階上町出身、楽天Kドリームス)が静岡県伊豆市内で取材に応じ、「程よい緊張感の中、うまく練習できているのですごく楽しみ」と現在の心境を語った。

 小原はチームスプリント(TS)とスプリントに出場予定。現在は同市を拠点に調整に励んでいる。

 TSは41秒台をメダル獲得のボーダーラインに挙げた上で、「全然難しくない。(自身を含むチーム)3人がおのおの練習の強度を上げていて、めちゃくちゃ手応えがある」と自信満々の表情。「メダル獲得が最低限で、どんな色が取れるのか楽しみだ」と言い切った。スプリントに関しては「タイムがまだまだ足りない」とし、1カ月間でさらに強化する考えを示した。

 本番に向け、「あがり症なので緊張せずに頑張れれば」とおどけつつ、「集大成になるので、『ここで脚が取れても良いや』というぐらいもがきたい」と闘志を燃やした。

 小原ら代表選手は7月中旬にフランスに入る予定。TSは8月6、7日、スプリントは同7~10日に行われる(いずれも日本時間)。