巨大キュウリ登場「大きい」張り子なでる参拝者も 岐阜善光寺で7月21日「胡瓜封じ」

AI要約

無病息災を願う夏の行事「胡瓜封じ」が岐阜市伊奈波通の岐阜善光寺で行われる。

参拝者が持参したキュウリに護符とともに邪気を封じ込め、川に流すなどして邪気を払う風習。

ジャンボキュウリは高さ約5メートルで夏の風物詩として親しまれている。

巨大キュウリ登場「大きい」張り子なでる参拝者も 岐阜善光寺で7月21日「胡瓜封じ」

 無病息災を願う夏の行事「胡瓜(きゅうり)封じ」が7月21日、岐阜市伊奈波通の岐阜善光寺で営まれる。門前には、胡瓜封じを知らせる張り子の「ジャンボキュウリ」がお目見えし、参拝者が見入っている。

 胡瓜封じは、参拝者が持参したキュウリに護符とともに邪気を封じ込め、川に流したり土に埋めたりして邪気を払う風習。同寺では大正時代初めにいったん途絶えたが、1973年に復活している。

 現在のジャンボキュウリは2代目で、竹で編み和紙が貼られ、高さは約5メートル。地域では夏の風物詩として親しまれ、24日も「大きい」と見上げて張り子をなでる参拝者の姿があった。

 祈禱(きとう)は午前9時~午後5時で、キュウリを持参する。