熱海で映画「温泉シャーク」市民向け試写会 「温泉入るのが恐い」

AI要約

映画「温泉シャーク」の熱海市民向け先行試写会が熱海市内で行われた。

映画は熱海をモデルにした特撮アクション映画で全国公開を控えており、熱海市民に先に観てもらうための試写会が企画された。

試写会には約100人の市民が集まり、熱海ロケ地や景色が登場し、楽しい時間を過ごした。監督は公開に対する期待感を語っており、海外の映画祭出品も予定しているという。

熱海で映画「温泉シャーク」市民向け試写会 「温泉入るのが恐い」

 映画「温泉シャーク」の熱海市民向け先行試写会が6月23日、熱海市内で行われた。(熱海経済新聞)

 「温泉シャーク」は、熱海をモデルにした「S県暑海(あつみ)市」が舞台の特撮アクション映画。7月5日から全国の劇場で公開を予定している。

 試写会は、市内でもロケが行われた熱海で、全国公開に先立ち市民に見てもらいたいと企画された。同映画のプロデューサー・永田雅之さんは「多くの人の応援やSNSでの話題によって、当初10館での公開予定が、全国34館にまで増えた。ロケ地巡りで熱海に来てくれる人が増えることで地域の活性化につながれば。熱海の人にも映画を楽しんでほしい」と話す。

 当日は、3回の上映に合わせて約100人の市民が集まり、完成したばかりの映画を楽しんだ。鑑賞した来場者は「なじみの場所や景色が映画に多く登場してうれしかった」「しばらく温泉に入るのが恐い」「最近見た映画の中では一番面白かった」などと話していた。

 20日に都内で開かれた完成披露試写会には、予告編のナレーションを務めたサンシャイン池崎さんや映画コメンテーターのLiLiCoさんらが駆け付けて完成を祝った。同映画の監督・井上森人さんは「公開に当たっては、たくさんの人が映画館に来てくれるかどうか不安で眠れない日が続いている。試写会では皆さんが楽しんで見てくれていたようなのでうまくいくと期待したい」と話す。今後、海外の映画祭への出品も予定しているという。