新潟県警の巡査長が勤務中に記事執筆の副業で数十万円の収益…別の巡査長は一般道で30km/h超の“スピード違反” 県警が処分

AI要約

新潟県警の巡査長が勤務時間中に許可を得ずに副業をしていたことで所属長訓戒を受ける。

別の巡査長は最高速度を30キロ以上超えて運転し、本部長注意の処分を受ける。

両者とも違反行為を行い、監察官室は再発防止に努めるとコメント。

新潟県警の巡査長が勤務中に記事執筆の副業で数十万円の収益…別の巡査長は一般道で30km/h超の“スピード違反” 県警が処分

新潟県警の巡査長が許可を得ずに勤務時間中に副業をしていたとして所属長訓戒を受けたほか、別の巡査長は一般道を走行中、最高速度を30キロ以上超えて運転していたとして本部長注意の処分を受けていたことがわかりました。

5月7日付で所属長訓戒の処分を受けていたのは、新潟県警の巡査長です。

県警監察官室によりますと、この巡査長は2022年1月ごろから2024年2月5日まで、地方公務員法で許可を得なければ認められない副業を行い、勤務時間中に私有のスマートフォンを使ってインターネット上で記事を執筆するなどして計数十万円の収益を得ていたということです。巡査長が2月6日に上司に自ら申告してきたことで発覚し、副業をしていた理由については「小遣い稼ぎになればと思い始めた」と話しているということです。

5月28日付で本部長注意の処分を受けたのは、県内の警察署で勤務する巡査長です。

県警監察官室によりますと、この巡査長は2024年4月8日、新潟県内の一般道で私有車を走行中、最高速度を30キロ以上超えて運転し、速度違反の取り締まりを受け書類送検されたということです。車に同乗者はおらず、取り締まりを受けた際に巡査長が自ら警察官であることを伝え、本人から上司に報告したことで発覚しました。

速度違反した理由について、巡査長は「私用で急いでいた」と話していて、処分を受けて反省の態度を示しているということです。

監察官室は「職員に対する職務倫理教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。