24日にかけて九州～東北の広い範囲で大雨に 25日朝までの予想降水量は九州北部550ミリなど 各地で“警報級大雨”の恐れも【今後の雨・風のシミュレーション】
梅雨前線の北上に伴い、各地で大雨が予想されており、警報級の大雨も出る可能性がある。
大気が不安定となり、雷を伴った激しい雨が予想されている。
九州を中心に大雨が降る恐れがあり、土砂災害などに警戒が必要。
梅雨前線の北上に伴い、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。24日にかけて、九州・中国・近畿・東海・北陸・東北の各地で大雨となる見込みで“警報級の大雨”となる所もありそうです。
大気の状態が非常に不安定となって、西日本では24日にかけて、東日本と東北では23日から24日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降って大雨となる所がある見込みです。
特に予想降水量は九州北部で25日朝までに550ミリ、九州南部で500ミリなどとなっていて、平年の梅雨時期に降る雨量の半分以上が25日までに一気に降る恐れもあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
■雨の予想
▽23日午前6時までの予想24時間降水量（多い所）
九州北部地方 200ミリ
九州南部 150ミリ
中国地方 120ミリ
近畿地方、四国地方 100ミリ
▽24日午前6時までの予想24時間降水量（多い所）
東海地方、九州北部地方、九州南部 200ミリ
関東甲信地方、北陸地方、近畿地方、中国地方 150ミリ
四国地方 120ミリ
東北地方 100ミリ
▽25日午前6時までの予想24時間降水量（多い所）
九州北部地方、九州南部 150ミリ
近畿地方、四国地方 80ミリ
22日には中国と北陸で梅雨入りが発表されました。
例年よりも遅れての梅雨入りとなりましたが、各地でいきなり『梅雨本番』の雨となりそうです。短時間に大雨が降り、一気に降水量が増える恐れもあります。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
