北海道・石狩市と札幌市結ぶ都市型ロープウエー構想 施設整備費最大302億円 石狩市が試算

AI要約

石狩市は21日、都市型ロープウェー構想の調査結果を発表。3路線案は石狩湾新港と札幌市内を結ぶ計画で、施設整備費と公的負担額の見積もりも示した。

3路線案はそれぞれ、JR手稲駅、札幌市営地下鉄南北線麻生駅、同東豊線栄町駅を結ぶ。需要予測によると、年間乗車人数も見積もられた。

需要の大きい麻生案が最も乗客数が見込まれている一方、3ルート全体での施設整備費と公的負担額もかなりの額となる見込み。

北海道・石狩市と札幌市結ぶ都市型ロープウエー構想 施設整備費最大302億円 石狩市が試算

 【石狩】石狩市は21日、石狩湾新港と札幌市内を結ぶ都市型ロープウエー構想について、3路線案の調査結果を明らかにした。試算は施設整備費が261億~302億円、公的負担額が40年間で248億~543億円の見込みとなった。

 3路線案は、石狩湾新港地域を発着点とし、それぞれ①JR手稲駅(札幌市手稲区、路線長12.8キロ)②札幌市営地下鉄南北線麻生駅(同市北区、12.5キロ)③同東豊線栄町駅(同市東区、13.5キロ)を結ぶ。

 需要予測によると、年間乗車人数は手稲案76万人、麻生案305万5千人、栄町案58万5千人。