5月の仙台市・消費者物価指数3.4%上昇「109.7」 2か月連続で主要都市中で最高値

AI要約

5月の仙台市の消費者物価指数は2か月連続で全国の主要都市の中で最も高く、生鮮食品を除いた指数は109.7となった。

指数は前年比で3.4%上昇し、2年11か月連続で前年同月を上回っている。

食料品の価格上昇が上昇率を押し上げており、「果物」「野菜・海藻」「菓子類」が上昇している他、国が引き上げた「電気代」も影響している。

5月の仙台市・消費者物価指数3.4%上昇「109.7」 2か月連続で主要都市中で最高値

家庭で消費する物やサービスの値動きを見る消費者物価指数について5月の仙台市の生鮮食品を除いた指数は109.7と、2か月連続で全国の主要都市の中で最も高くなりました。

総務省によりますと、変動の大きい生鮮食品を除いた仙台市の消費者物価指数は2020年4月を100とした場合、5月は109.7となり2か月連続で全国の主要都市の中で最も高くなりました。

また、去年5月より3.4%上昇していて、前の年の同じ月を上回るのは2年11か月連続となりました。

総務省は食料品などの全国的な価格上昇が上昇率を押し上げていると分析しています。

食料品では「果物」が16.3%、「野菜・海藻」が11.1%、「菓子類」が8.5%上昇しているほか、再生可能エネルギー普及のため国が上乗せする賦課金を5月に引き上げた影響で「電気代」が19.7%上昇しています。