「刑務所に入りたかった」 7月に広島県廿日市市内で強盗の男 人質強要の疑いで再逮捕 廿日市署

AI要約

広島県警が無職男性を人質強要処罰法違反で再逮捕。女子大学生をナイフで脅して監禁し、警察官に命令した疑い。

男性は刑務所に入りたいと供述。5千円を奪った強盗容疑で現行犯逮捕され、再逮捕容疑で現在取り調べ中。

「刑務所に入りたかった」 7月に広島県廿日市市内で強盗の男 人質強要の疑いで再逮捕 廿日市署

 広島県警捜査1課と廿日市署は20日、廿日市市の無職の男(38)=強盗、銃刀法違反、建造物侵入容疑で処分保留=を人質強要処罰法違反の疑いで再逮捕した。

 再逮捕容疑は5月30日午後1時5分ごろから20分ごろまでの間、同市新宮1丁目の商業施設で20代の女子大学生に後ろから「動くな」と言ってナイフを突きつけて監禁。女子大学生を人質に、近くにいた50代女性2人に「どっか行け」と立ち去らせ、現場に居た同署員に「店内の客を全員外に出せ」などと強要した疑い。捜査関係者によると、男は「刑務所に入りたかった」と供述しているという。

 男は5月30日に女子大学生にナイフを示して現金約5千円を奪ったとして強盗容疑で現行犯逮捕。6月1日に強盗と銃刀法違反、建造物侵入の疑いで送検された。