インスタの投資広告にアクセスしLINEに追加、60代女性920万円の詐欺被害 サイト上の利益確認し12回振り込む 島根県出雲市

AI要約

出雲署によると、出雲市内の60代女性がSNS型投資詐欺被害に遭い、約920万円をだまし取られた。

女性はインスタグラムの広告をきっかけに外国為替証拠金取引(FX)への投資話を持ちかけられ、偽の取引所代表からアドバイスを受けた。

女性が利益が出ていると信じ、12回にわたり振り込みを行ったが、金融機関からの情報提供を受けて詐欺と気づいた。

 出雲署は20日、出雲市内の60代女性が現金約920万円をだまし取られる交流サイト(SNS)型投資詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると、女性は4月上旬ごろ、インスタグラム上の投資に関する広告にアクセスし、表示された人物のLINEアカウントを追加した。

 やりとりする中で外国為替証拠金取引(FX)への投資話を持ちかけられ、取引所の代表を名乗る人物からもアドバイスを受けて投資を始めた。

 女性はサイト上では利益が出ていることを確認し、もうけがあると信じ、5月13日から6月6日までの間、12回にわたりインターネットバンキングで振り込んだ。

 金融機関から「詐欺被害に遭っているのでは」との情報提供を受けた出雲署が女性に連絡。女性が相手に返金を求めたが応じず、詐欺と分かった。