市部は25年前の2倍近くに 青森県内の中心商店街の空き店舗率18%

AI要約
県内の中心商店街における空き店舗の増加率が18%に上昇しており、人口減少が影響していることが明らかになった。商店街の活性化と空き店舗解消に向けて県が積極的に取り組んでおり、成功例を共有する会議を開き、助成金を活用して取り組んでいる。県内の商店街における空き店舗の増加傾向は特に市部で顕著であり、1998年からの20年間で2倍近くに増加している。
市部は25年前の2倍近くに 青森県内の中心商店街の空き店舗率18%

県内の中心商店街では空き店舗が増えていて昨年度の空き店舗の割合はおよそ18%に上っていることがわかりました。

これは県議会の一般質問で新政未来の高畑議員の質問に県が答えました。10店舗以上の商店街がある26市町村で県が毎年行っている調査によりますと昨年度の空き店舗率は17.9%で前の年より0.4ポイント上昇しました。人口減少などに伴い空き店舗は増加傾向が続いていて、市部では20.6%と調査を始めた1998年度の2倍近くに増えているということです。

★三浦雅彦経済産業部長

「県では地域コミュニティーの核である商店街のにぎわいづくりや魅力ある拠点づくり、空き店舗解消に向けて市町村や商工団体と連携しながら取り組んでいるところです」

県は県内4地域で会議を開き活性化の成功例を共有し、課題解決に向けた取り組みへの助成をするなどして活性化に取り組むとしています。