香川県 イヌの殺処分数が再び全国ワースト 2022年度は322匹【香川】

AI要約

香川県内で2022年度に殺処分されたイヌの数が全国で最も多くなりました。県では、野犬増加や収容数の増加が殺処分数を引き上げています。

2021年度にはワーストを脱却した香川県ですが、再びワーストに戻りました。県は譲渡数の減少などを要因に挙げています。

香川県は今後も譲渡会や啓発活動を継続し、殺処分されるイヌの数を減らす取り組みをしていくとしています。

香川県内で2022年度に殺処分されたイヌの数が全国で最も多くなったことがわかりました。

香川県によりますと、2022年度に県内で殺処分されたイヌの数は322匹で、全国で最も多くなりました。

香川県は気候が温暖で野犬が増えやすく、収容数が多いため、殺処分数は2013年度から2020年度まで8年連続で全国ワーストが続いていました。

2021年度は、ワーストを脱却したものの再び戻った形となりました。県は、収容した中に病気などのイヌが一定数いて譲渡される数が減ったのが要因の一つと分析しています。

県は、今後も譲渡会を継続的に開くほか飼い主らに適正な飼育や不妊手術などを呼び掛けることで殺処分されるイヌを減らしたいとしています。