PDFでフェイスブックに投稿...市議会の答弁原稿がSNSに流出

AI要約

会津若松市議会の6月会議で一般質問のために作成された答弁原稿がSNSに流失した件について報告があった。

答弁原稿はPDFデータとしてフェイスブックに投稿され、市民が閲覧やダウンロードできる状態になっていたが、後に削除された。

市は答弁原稿を内部資料として扱い、市と市議会以外には閲覧できないようにしているが、今後は流出の事実確認を進めることになった。

 会津若松市議会の6月会議の一般質問のために、市が作成した答弁原稿がSNS(交流サイト)に流失した。18日までに開かれた各派代表者会議で説明された。

 議会事務局によると、10日に質問した議員1人の答弁原稿32ページがPDFのデータとしてフェイスブックに投稿されていた。閲覧、ダウンロードできる状態にあったという。14日、市民から投稿について情報提供があり、発覚した。18日時点で投稿は削除されていたという。

 市は答弁原稿を内部資料として取り扱っており、市と市議会以外は閲覧できないようにしている。要望があれば議員に提供しているが、SNSなどへ公開する行為を認めていない。市議会は今後、流出の事実確認を進める。