迫力のプレーに熱視線、3人制プロバスケットボール公式リーグ戦「3×3(スリーエックススリー)エグゼ・プレミア」の第2節【宇部】

AI要約

3人制プロバスケットボール公式リーグ戦「3×3(スリーエックススリー)エグゼ・プレミア」の第2節が宇部で開催され、多くの観客が集まり迫力あるプレーに熱い視線を注いだ。

宇部市はアーバンスポーツを積極的に推進し、スリストムとの連携で3×3リーグ戦を3回目に招致。会場では初めて特設されたコートで12チームが激戦を繰り広げた。

アーバンスポーツイベントとして家族で楽しめる要素も充実し、子どもたちや観客は選手の活躍に興奮した。

迫力のプレーに熱視線、3人制プロバスケットボール公式リーグ戦「3×3(スリーエックススリー)エグゼ・プレミア」の第2節【宇部】

 3人制プロバスケットボール公式リーグ戦「3×3(スリーエックススリー)エグゼ・プレミア」の第2節となる宇部大会が15日、俵田体育館で開かれた。トップアスリートを一目見ようと多くの観客が詰め掛け、迫力あるプレーや攻守の切り替えの早さに熱い視線を注いだ。

 同リーグは世界初の3人制バスケットボールリーグとして2014年に始まった。身近で楽しめるアーバンスポーツを積極的に推進している市は、3年前にスリストム広島とスポーツを使った新しいまちづくりの連携協定を結んでおり、リーグ戦の招致は3回目。同体育館では初めてで、会場に縦11㍍、横15㍍のコートを特設した。宇部大会は12チームが4グループに分かれてのリーグ戦後、それぞれの1位がトーナメントで優勝を争った。

 オープニングでは長州南蛮連がよさこいを披露し、スリストムの選手7人とコートに並んだ篠﨑圭二市長が「スポーツには人を元気に、前向きにしてくれる力がある。選手たちは練習の成果を発揮し、素晴らしい試合が展開されることを期待している」とあいさつ。選手たちによる餅まきもあり、盛り上がった。試合が始まると、選手の激しい競り合いや3点シュートに歓声が上がり、会場は熱気に包まれた。

 スリストムの仲摩匠平社長は「宇部市の人にだんだんと浸透している実感がある。今後も応援してもらい、3×3を盛り上げていきたい」、土居光選手は「久しぶりに宇部でプレーでき、調子もいい。5人制よりも攻守の切り替えが早いのでそこを注目してほしい」と話した。

 家族で楽しむアーバンスポーツイベントとして、試合の途中にはキッズダンスチームのオレンジポップコーンがダンスを繰り広げた。子ども向けのミニゴールやふわふわ遊具なども用意した。桃山ミニバスに所属している玉井結翔(ゆいと)君(新川小2年)は「3×3は動きが早く、見どころが多い。選手たちのようにシュートが上手になりたい」と目を輝かせた。