「浜名湖花博2024」盛況フィナーレ 最終日に来場100万人到達

AI要約

「浜名湖花博2024」はデジタルと融合した新しい花の見せ方を提案し、100万人を超える来場者数を記録して盛況に幕を閉じた。

市長は10年後の〝花博〟開催に意欲を示し、来場者に浜松産のガーベラをプレゼントするなどして閉会を祝った。

「しずおか国際園芸博覧会(浜名湖花博)」の20周年記念イベントとして開催され、大成功を収めた。

「浜名湖花博2024」盛況フィナーレ 最終日に来場100万人到達

 「浜名湖花博2024」(実行委員会主催)が16日、浜松市中央区のはままつフラワーパーク会場で閉幕した。時代の変化を踏まえ、デジタルと融合させた新たな花の見せ方を提案。2日に閉会した浜名湖ガーデンパーク会場と合わせた来場者数は、最終日に100万人に達した。86日間の「花と緑の祭典」は盛況のままフィナーレを迎えた。

 園内のウェルカムガーデンで行った閉会式で、中野祐介市長は「今後も国内外から訪れてもらえるよう頑張っていきたい」とあいさつし、10年後の〝花博〟開催に意欲を示した。ボランティアの面々が来場者に浜松産のガーベラをプレゼント。ゲート前では、来場者を見送るスタッフらの笑顔があふれた。

 100万人目の来場者となった同市天竜区の公務員辻善英さん(64)一家に記念品を贈った。塚本こなみ園長は「多くの人に花のリレーを楽しんでもらえた」と話し、95万人と設定した来場目標を上回って大台を突破した成果に充実感をにじませた。

 2004年に開かれた「しずおか国際園芸博覧会(浜名湖花博)」の20周年記念イベント。ガーデンパーク会場には58日間で50万7956人、86日間のフラワーパーク会場は49万人超が訪れた。