絵本創作、裏側に触れる ヨシタケシンスケさん展覧会 金沢21世紀美術館で開幕

AI要約

絵本作家ヨシタケシンスケさんの展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が金沢21世紀美術館市民ギャラリーAで始まり、親子連れが楽しんだ。

ヨシタケさんのスケッチや原画、コメント入りの展示物に触れ、創作の裏側に触れられた。

親子連れが多く訪れ、巨大パネルやゲームで楽しんだ。会場は7月14日まで開催。

絵本創作、裏側に触れる ヨシタケシンスケさん展覧会 金沢21世紀美術館で開幕

 絵本作家ヨシタケシンスケさんの展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」(北陸放送主催、北國新聞社特別協力)は15日、金沢21世紀美術館市民ギャラリーAで始まり、親子連れがスケッチや原画を通じ、人気作品の世界や創作の裏側に触れた。

 ヨシタケさんが日常の中で思い付いたこと、気付いたことを絵と文字で書き留めた小さなスケッチや、絵本のアイデアを書き出した紙、デビュー作「りんごかもしれない」の原画など400点以上が並んだ。それぞれの展示物には、ヨシタケさんがコメントを書き込んだ付箋が添えられた。

 会場には初日から親子連れが多く訪れ、子どもらがイラストの描かれた巨大パネルの前で写真を撮ったり、リンゴ形のボールをキャラクターの口に投げ入れるゲームで遊んだりして笑顔を見せた。

 「会場はこっちかもしれない」「トイレにいっといたほうがいいかもしれない」など、展覧会タイトルにちなんだユニークなパネルも来場者を楽しませた。7月14日まで。