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「もう夏来た」各地“真夏日”に… 新潟県は熱中症対策の情報共有 特に高齢者へ配慮を「過信しないで」
新潟県内で真夏日を記録し、熱中症対策が議論される一日となりました。
昨年の猛暑による熱中症患者の増加から、特に高齢者への対応が重要視されています。
県は熱中症弱者への注意喚起や水分補給の重要性を強調し、対策を進める方針です。
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6月14日も気温が上がり、暑い一日となりました。新潟県内でも多くの地点で真夏日を記録する中、県は会議を開き、熱中症対策に関する情報を共有しました。
高気圧に覆われ、各地で気温が上がった県内。日中の最高気温が魚沼市(小出)で31.7度となるなど、8つの観測地点で真夏日となりました。
【街の人】
「暑い。もう夏が来たみたい。梅雨がなくなって、夏が来たみたい」
【街の人】
「(この夏は)40℃を覚悟しなくてはいけないかなと思っている」
街の人もこの夏の猛暑を懸念する中、県庁では関係部局が集まり、熱中症対策について情報を共有しました。
記録的な暑さの影響で去年県内では過去最多の2141人が熱中症で搬送されています。
このうち、自宅で熱中症になった人が約4割。また、搬送者の5割以上が高齢者だったことから、特に高齢者への配慮が重要といった情報が共有されました。
このため、県は“熱中症弱者”と言われる高齢者や乳幼児などが利用する施設に直接注意を呼びかけるなど、対応を検討していく方針です。
【県環境局環境政策課 陶山将人 課長】
「自分は大丈夫と過信せず、非常に暑くなっているので、暑さを避けることと水分・塩分を補給するなどして気を付けていきましょう」
また、会議に参加した新潟気象台からは8月にかけて暖かい空気に覆われやすく、気温が高い状態が予想されるとして、改めて注意が呼びかけられました。