緊急雇用安定助成金77万円を騙し取った疑い 団体代表を再逮捕 宮城・石巻市
AI要約
石巻市に住む団体代表が緊急雇用安定助成金を不正に受給し、再逮捕された。男は77万円の補填金を詐欺で手に入れた疑いが持たれており、以前にも同様の犯罪で逮捕された経歴がある。男が代表を務める団体は被災地で就労支援を行っており、警察は引き続き捜査を進める予定。
新型コロナウイルス対策として国が休業手当を補填する「緊急雇用安定助成金」およそ77万円を不正に受給したとして石巻市に住む団体代表の男が再逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、石巻市鹿妻北1丁目に住む団体代表の男（60）です。
警察によりますと、男は新型コロナ対策として厚生労働省が休業手当の一部を補填する「緊急雇用安定助成金」をだまし取ろうと考え、宮城労働局にうその申請を行い、2022年8月から2023年3月までの間、8回にわたり、自らが代表を務める団体の口座に現金およそ77万円を振り込ませた疑いが持たれています。
警察は、男の認否を明らかにしていません。
男は先月にも雇用調整助成金200万円を騙し取ったとして逮捕されていて、処分保留となっていました。
男が代表を務める団体は、東日本大震災の被災地で弁当販売などを通じ就労支援などを行っていたとみられていて、警察は余罪などについて引き続き捜査を進める方針です。
