那覇市民会館跡地に支所など7施設を集約した複合施設 2028年完成予定 民間施設にはカフェなど誘致

AI要約

那覇市が新真和志複合施設(仮称)の全容を明らかにした。施設には公共施設と民間施設が含まれ、2028年に完成予定。与儀公園も再整備される予定。

複合施設は4階建てで、民間施設は7階建て。市民説明会が計画され、旧市民会館の解体作業も進む予定。

知念覚市長は「真和志地域に新たなランドマークを築き上げる」と述べ、市の取り組みに意欲を見せている。

那覇市民会館跡地に支所など7施設を集約した複合施設 2028年完成予定 民間施設にはカフェなど誘致

 那覇市は11日、同市寄宮の同市民会館跡地に建設予定の「新真和志複合施設(仮称)」の全容を明らかにした。新真和志支所や中央図書館など7施設を集約した複合施設の他、民間施設として保育園やカフェレストラン、クリニックを誘致する。2028年に完成予定。隣接する与儀公園も再整備し、一体となった開発に取り組む。

 複合施設は 4階、民間施設は7階建て。与儀公園もバリアフリー化などを検討する。10月ごろに住民説明会を開き、基本設計を策定。本年度中にも旧市民会館の解体作業に入る。

 市議会6月定例会の代表質問で、知念覚市長は「数年間にわたるビッグプロジェクトで、本市にとって前例のない取り組み」と強調。「真和志地域に、にぎわいと交流を生み出す新たなランドマークを築き上げる」と意気込んだ。(社会部・玉城日向子)